人生に勝ち負けは存在する!何度でも立ち上がろうぜ!竹原ピストル「カウント10」
諦めそうになったらとにかく聴きたい曲
ちゃんたくです。
なにかと思い通りにならないことも多い世の中ですが、挫けそうになった時に聴いてほしい一曲です。
カウント10
- 作詞作曲竹原ピストル
- BEST BOUT収録
人生の勝ち負けは、絶対に存在する
勝ち組、負け組なんて言葉がある一方で、人生に勝ち負けなどない、という人もいますが、
人生との戦いにおける勝ち負け、二アリーイコール、
自分との戦いにおける勝ち負けはやっぱりあると思う。
と、竹原ピストルは力強く断言します。
しかも、その戦いは
例えば季節のように、いつの間にか始まっていた戦いなのかもしれない。
しかも運やら縁やら才能やらといったふわついた、
しかし、絶対的に強大な事柄がどこまでも付き纏う、
ちっともフェアじゃない戦いなのかもしれない。
と、はじめから自分の意思とは異なるところで生み出され、はなから勝ち目の薄いものなのかもしれないと歌います。
建前抜きで、実際のところそうでしょう。
どの国に生まれて、どの家庭に育つか、というところから、勝ちへ向かうスタートラインが前後するのは自明です。
人生の勝ち負けを決めるのは他でもない自分だ!だから、何度倒されても立ち上がれ!
ただ、そんな理不尽な戦いに放り込まれても、
ダウン!から カウント1・2・3・4・5・6・7・8・9までは、哀しいかな、
神様の類に問答無用で数えられてしまうものなのかもしれない。
だけど、カウント10だけは、自分の諦めが数えるものだ。
ぼくはどんなに打ちのめされようとも、絶対にカウント10を数えない。
自分が負けを認めない限り、何度でも立ち上がろうぜ、と背中を押してくれます。
ここが、この曲のフックなのですが、一般的なヒット曲のフックと比べると、異質のリズム感。聴き心地が良い、というリズムではありません。しかし、だからこそ、右から左に流れることなく、リリックにズシン、ズシンと心を打たれます。
琴線に触れるってレベルではなくて、何度聴いても、重いパンチで琴線をブン殴られます。
ここからは、自分語り
僕は修理の仕事をしています。
ショッピングセンターの一角の小さなスペースで、朝から晩まで安月給で働いています。
僕の友達には、NHKや読売テレビで働いていたり、丸紅でバリバリだったり、アップルでゴリゴリやっている人もいます。
従事している立場だからこそ言いますが、修理業は社会的にかなり下の方にある職業だと思います。
そんな仕事をしている僕は、大企業に勤めている友達たちに完全に「負けている」と言えます。
それでも、この修理業に自分は生きがいを感じているし、結果を出してお金を稼いで、社会的に成功したいと思っています。
前に勤めていた教育関係の仕事にも、やりがいはたくさんありましたが、面白いことをしたい、自分の手でものを創り出したいという気持ちを捨てきれず、この業界に飛び込みました。
人間モチベーションが永久に保たれることはないので、落ち込んだり、やる気がなくなってだれたりすることもあります。
給料日が来るたびに、厳しい現実に直面します。
稼げるようになるには、まだまだ道のりは長いなぁと挫けそうになることもままあります。
それでも、
諦めずに取り組み続けるってのが、勝つための唯一の方法なのだといつもこの歌に教えられます。
この曲に関しては解説は不要かなぁと思いましたが、このブログではじめての音楽ネタでしたので、偉そうに書きました。
とにかくいつでもいいので一度は聴いていただきたいと思います。
上の駄文は読まずとも、
それだけで伝わってくるはずです。
最強の観ない方がいい映画?!「ファイトクラブ」は平凡な日々をぶっ潰す最高の映画!!
正直オススメはしません。
でも最高にイカした映画です。
ファイトクラブ
最悪なタイミングで出会ってしまった
僕は今は修理の仕事をしていますが、以前は教育関係の仕事をしていました。
安定して、お金もたくさんもらえる仕事だったこともあり、これから先の人生がなんとなく見えたような気がしていました。
今振り返ると、それまでの僕の人生は子供の頃から、道の真ん中を着実に歩いてきた人生でした。
学校にちゃんと行き、宿題をして、テストで良い点を取り、受験して合格して、、、。
そして、就職を間近に控えた大学4年の3月。
僕は出会ってしまった。
画面越しにぶん殴ってくる問題作
卒論提出後、ぽっかり空いた時間を使って映画を観まくっていました。そんな中、アクション映画、スパイ映画が好きな僕は、オーシャンズ11シリーズを観て、すっかりブラピの虜になってしまいました。
どこか抜けたような、それでいて男の色気とたくましさが混在した魅力。
一時期は髪型まで真似していました。
ブラピの映画たくさん見よう!と思い、ブラピ、映画、で検索をかけると、ファイトクラブが出てきました。タイトルからアクション映画だろ、と思い、近くのゲオで借りてお家でのんびり観始めました。
拳銃を口にぶち込まれたシーンから始まり、シーンが移り変わります。
エドワードノートン演じる「僕」は、社会的には恵まれた、しかし何か足りなさを感じています。
そんな時、自由奔放、そして何よりカッコいいブラピ演じるタイラーダーデンと出会い、殴り殴られながら進化していきます。
資本主義社会、大量消費社会とは真逆の存在であるタイラーと、
少しずつ社会の枠から外れていく「僕」。
物語が進み、画面の中にいるはずのタイラーがこちらに話しかけてきます。
「お前らは歌って踊るただのクズだ」
「持ってるものか自分を束縛する」
「痛みを消すな!受け入れるんだ!苦痛なしじゃ、痛みなしじゃ何も得られない!」
「今すぐ死ぬとしたら、今までの人生をどう思うんだ?」
もし
タイラーに銃を突きつけられたら!
暴走する車に乗せられたら!
自分ならどう答える?
自分は何になりたかったのか?
自分がこれまで生きてきた道と
これから生きていく道は
揺るぎなく正しいと思っていたけれど、
タイラーに素手でぶん殴られて、安定した今までの道から外れて、今歩く未舗装の道に飛んできました。
ノーガードで殴られっぱなしの映画でした。
僕の後頭部には、いつも拳銃が。
タイラーに言わせれば、こんな映画で感銘を受けて、人生変えてるようじゃダメなのだろうけれど、あの日以来、僕の後頭部には銃弾の入っていない拳銃が突きつけられているのです。
面白いと思ったことにアクションをかけられるようになったし、
新しい環境にも飛び込めるようになったし、
今までの実績を投げ捨てられるようにもなりました。(前に比べると、ね。)
それでも、
「今死ぬとしたら何がしたい?」
と銃を突きつけられても
この問いにまだ答えは出ないまま。
それに答えが出たら、人として進化できるのではと思います。
観ないでほしい映画です。
でも絶対に観てほしい映画です。
ステイホームと時間の無駄
こんにちは。ちゃんたくです。
ステイホームがメディアを席巻している今日この頃です。
ステイホームってあまりにも安直なキャッチコピーだよね
ステイホームって、
「家におれ!」
ってそのまんまで、それなのにこれだけ広まっているっていうのは、如何に僕らが横文字に弱いのかという気もするけれど、チープな感じがかえって良いのかもしれませんね。
そんなこんなで、家にいる時間が増えた僕たちですが、そんな時にみなさんの頭をよぎったのが、
「家の時間で何をしようか」
というテーマだと思います。
有意義な時間って何?
修理というサービス業に従事している僕は、週に1日〜2日休みが増えただけですが、それでも先の主題は頭をよぎりました。
せっかくだから有意義な事をして、いわゆる「お家時間」を過ごしたい!と思ったりもしましたが、
パートナーとソファでのんびりする時間が増えたり
なんやかんやしょうもないことをして時間を浪費していたような気がします。
(ジュラシックパークシリーズや、スパイダーマン、アイアンマンなどのマーベルシリーズを観倒しました)
カギカッコつければ仕事も頑張れんじゃない
時間の無駄が好き、とプロフィールに書いている僕ですが、
SNSでは、何か特別なことをしたり、とてもおしゃれな物を作ったりする人もいて、何か自分がものすごく無駄な時間の使い方をしているような気になって仕方なかったりもしました。
でも大丈夫。
正直言って、家で過ごした時間が無駄だったかどうかなんて捉え方次第だろ、と思っています。
リモートワークが終わるのが嫌とか、そういう事を言う人もいますが、
「ステイホーム」だの「お家時間」だのカギカッコで括るから特別な感じが出るだけで、SNSで色々してる人は「ステイカンパニー」でも「職場時間」でもカギカッコつけてやれば、仕事への意識も変わるんじゃないの?とひねくれてしまいます。
僕らの日常は、何の花が咲くかわからない種だらけ
僕はNetflixを観ている時間が増えました。
普段見ないような映画を観ようと思っていましたが、結局いつも通りアクション映画ばかり観ていました。
パートナーとソファでゴロゴロしていたら夕方になっていた日もありました。
何が有意義で、何が無駄かなんてのは今決めるものじゃないでしょう。
日頃のいろんな事が、種になって、水になって、日差しになって、結実するかわからんのです。
種だと思っていた事が、実は他の種への水だったり日差しだったりするかもしれないし、一生懸命種に水をやっていたつもりが、実はそれがとてつもなく大切な種になっていたりするかも。
ステイホームは徐々に言われなくなって、また日常が戻ってくるだろうけれど、その時にも時間の無駄を楽しみながら、興味の向かうことにも、何も生み出さなそうなことにも、いろんなことに触れて行ってみたいと思います。
ちゃんたくのぐーぶろ
こんにちは。
ちゃんたくです。
関西で修理の仕事をしながら、時間の無駄のような趣味のようなことを日々考えながら暮らしています。
つれづれ思うままに日々のことを書き連ねていきたいと思います。
今日のところはぼちぼち寝ます。
また後日。